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第67回:自分を知ろう:
日常生活でできるチェックとコンディショニング(2019年3月21日放送分)

今回のテーマは、「日常生活で出来るチェックとコンディショニング」です。
1日の健康は朝から始まります。どのように眠りから覚めて、どのように起きていますか?日中の体力低下が、朝の起き上がりに現れます。日本人の足腰の強さは畳にあると言えるでしょう。ベッドの上は不安定なので、畳の上、床の上でやりましょう。
では、さっそくチェックしてみましょう。


メニュー①:朝の起き上がりチェック


朝の目覚め。どう起き上がって立ち上がりますか?
仰向けの姿勢から毎朝の目覚めて立ち上がるまでをイメージして起き上がってみましょう。
◎まっすぐ腹筋で体を起こし、しゃがんでまっすぐ立ち上がる。(まっすぐ正面を向いたまま起き上がれる)
〇まっすぐ腹筋で体を起こしてから、横を向いて起き上がる。
△寝た状態で横向いてから起き上がる。(立ち上がった時に後ろ向き)。
×△で横向いてから起き上がる時に膝を曲げて丸まりながら起き上がる(より楽に)

その動作がスムーズにできましたか?動作が声が出るぐらいめいっぱいな運動になっていないかどうかもチェックしてみてください。例えば、◎が出来ても、よいしょ!と気合が入らないと出来ないレベルでは、朝はそのように起き上がれていない可能性が高いです。よって、◎の動きが出来ていても、ゆとりがないと◎とは言えません。または同じ動作を2~3回で息が切れたり、大変だと思うレベルはゆとりのないレベルです。

日常生活にゆとりがなくなると、寝たきりへの第一歩が始まっています。
では、次に改善していきましょう。


メニュー②:コンディショニング


改善をしていきましょう。今回のトレーニングは自分の出来るレベルのチェック動作を繰り返し行います。

1)×レベル:仰向けに寝ます。そこから膝を曲げながら横向きに寝がえりして、うつ伏せになり、手を使って体を起こして立ち上がります。立ち上がったら再び仰向けに寝て同じ動作を繰り返します。
4~10回行いましょう。

2)△レベル:仰向けに寝ます、そこから横向きに寝返りして、横に手を付きながら後ろ向きで起き上がって立ち上がります。立ち上がったら再び仰向けに寝て同じ動作を繰り返します。
4~10回行いましょう。

3)○:仰向けに寝ます。そこからまっすぐ体を起こします。その後横向きに手を付き立ち上がりましょう。立ち上がったら再び仰向けに寝て同じ動作を繰り返します。4~10回行いましょう。

4)◎レベル:仰向けに寝ます。まっすぐに体を起こしたら、そのまままっすぐに起き立ち上がりましょう。立ち上がったら再び仰向けに寝て同じ動作を繰り返します。4~10回行いましょう。

このように、日頃からしっかりと体を動かしましょうどんなことでもよいので習慣を身につけましょう。

例えば、床からの起き上がり以外では、椅子に座る・立ち上がるを繰り返すことでトレーニングになります。
この動作を、手を前で組んでできますか?また、片足で出来ますか?以外にできない人が多いです。これだけでも相当きつい運動になります。他にも、膝立ちをした姿勢から片足前に出して立ち上がる、そして片膝ついて膝立ちに戻る動きや、正座から立ち上がり、また正座へ戻りお辞儀するなど、ごくごく当たり前の日常生活の動作ですが大変と感じませんか?走って、歩いて、などいろんな運動を健康のためにやることが多いですが、意外に日常生活、畳での生活動作はきつく、筋力が要ります。
日頃から畳の上に座ったり立ったり、障子をあけたり閉めたり、そのような動きを昔は着物を着てそつなくスムーズに行っていました。日常生活で美しい体力を身に着けていました。このように、日常動作を姿勢良くきちっとやることが日本の生活の美しさであり、体力作りとなっていました。今は姿勢の悪い日本人も増えています。
昔ながらの着物の似合う日本人を目指して、日ごろの日常生活からトレーニングをして健康維持・増進に努めましょう!このようなトレーニングは身体は硬くならない。むしろ柔らかくしなやかになります。



~今日の一言~
「日頃の動作で身のこなしを綺麗に健康に!」





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