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第5回:自分を知ろう5:呼吸(2016年12月1日放送分)

コンディショニングしていく上でも、呼吸は動きの基本です。
いつも普段無意識にしているからこそ、自分がどんな呼吸をしているかを知って頂きたいと思います。
呼吸が上手くできると疲れも取れやすく、パフォーマンスも発揮しやすくなります。
自分がどんな呼吸をしているのか、リラックスして、自分の呼吸を感じてみましょう。自分の呼吸が緊張しているのか、リラックスしているのか、また、胸が膨らむ、お腹がへこむ、腕が力む、など運動として感じられるのかをチェックしていきます。呼吸法はいろいろなやり方があるのですが、まずは呼吸法のウォームアップをしてから行うことでより効果アップが期待できます。
では、やってみましょう。


メニュー①:呼吸法のウォームアップ


仰向けに寝ます。
寝ころんだ状態で何もせずに呼吸をしてみましょう。
自分の呼吸の状態を感じてみてください。もし、ペアがいる場合には観察してもらいましょう。
お腹が動いている:落ち着いていることが多い
胸が動いている:緊張、ストレスを感じていることが多い
胸が動いている方は、腹式呼吸が出来ていません。ゆっくり鼻から吸ってお腹を膨らませて、口からはいてお腹を凹まして呼吸をしてみましょう。


メニュー②:発声法


呼吸が深く出来ているか、わかりにくい人もいるので、わかりやすい方法をご紹介します。
やり方:
「あー」と何秒間、声を出し続けられますか?呼吸が浅い人は短いです。
×15秒以内 △30秒以内 ○30秒以上 ◎45秒以上

腹式呼吸が出来るようになりましたら、これまで以上に呼吸を意識して、集中してみてください。ちょっとイメージが難しいかもしれませんが、心と体を一致させていきます。


メニュー③:呼吸と動き


腹式呼吸が出来るようになったらそのまま大きくしていきます。動きと呼吸が一致すると気持ちのいい自然な動きがみにつきます。ゆっくり呼吸をしながら動いていきます。
呼吸をしながら腕を挙げましょう。(バンザイをします)
胸郭が広がることが、感じられると思います。
逆にこの動きの時に呼吸を止めてしまうと動きにくくなるでしょう。これは肋骨と横隔膜がけんかをしてしまう為に、しんどい動きになってしまうからです。
ゆったりとした呼吸と動きを同期させることで、気持ちの動きとなります。
腕上げ以外にも、前回までご紹介した運動も呼吸を意識しながら取り組んでみてください。
動きに集中するあまり、頑張りすぎていたな・・・など、気づくこともあるのでは。

スポーツでもコーチがすぐに選手へ手取り足取り教えてしまう傾向がありますけど、自分で自分を感じる、感じてもらうこと、また教える時に相手がどういう風になっているか観察(見る・感じる)ことが大切です。教える方、教えられる側、お互いの感じていることと、見ていることが合うことで同調し、お互いに歩み寄っていくことが出来、信頼関係が生まれたり、チーム力が向上したり、お互いの力をより発揮することが期待できます。


~今日の一言~
「息を合わせて自分の可能性を広げましょう!」





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