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第3回:自分を知ろう3:体幹のチェック(2016年11月3日放送分)

体幹って?
体幹とは、人間の体の頭と手足をのぞいた胴体の部分で、骨盤や背骨、肋骨、肩甲骨などとそのまわりの筋肉のことです。主な体幹のはたらきは、内臓の保護や、正しい姿勢のために体を支えたり、運動するときに体を動かしたり(力の伝達・連携)です。「体の幹(みき)」と書くように大切な働きがあります。

今回のチェックは、「仰向け」「寝返り」「お座り」の順で進めていきたいと思います。
チェックしてみましょう。


体幹メニュー①:スロー腹筋


普段寝る時のように、足を伸ばし座ってから、手をつかずに仰向けに寝てそれから起き上がります。ゆっくり下り、ゆっくり上がます。
基礎体力レベルは、スムーズに行える。
震える、傾くなどがないかどうか最初にチェックしておく。
前回行った前屈チェックに必要な柔軟性と筋力があると、楽に動かすことができます。

スロー腹筋が出来てなくても筋力がある人もいます。
例)
・体が傾く場合:筋力のバランスに問題がある可能性があります。
・足が浮いてしまう場合:筋力はあるが体幹に硬さがある可能性があります。
・寝る時に体がポンと落ちてしまう場合:背骨が硬い可能性があります。

これは普段の生活では、朝に目覚めて身体を起こす、寝て起きるという動きです。上手に出来ましたか?
・傾く:筋力のバランスに問題がある可能性がある。
・足が浮く:筋力はあるが体幹に硬さがある可能性がある。
・ポンと落ちる:背骨が硬い可能性がある。

このような日常生活でこの起き上がりが出来るということは、極端に言えば寝たきり予防にもなります。
通常、寝ころんだ状態~寝返り~お座り~ハイハイ~立ち上がり、の順で人間の成長過程に沿って、順番に動きづくりを進めます。スロー腹筋は、寝た状態~お座りの動作なので、トレーニングとして「寝返り」をします。


体幹メニュー②:寝返り準備体操


寝返りをするための腹筋を鍛えると言っても、柔らかくなるような腰周りの体操です。
<やり方>
1.仰向けになり、両膝を立てて脚を揃えたまま左右に膝を倒します。
2.脚を組んで1と同様に左右に倒します。
3.両足を揃えて上げ脚を揃えたまま左右に脚を倒します。
4.片足をまっすぐに上げて左右に倒します。

呼吸と動作を合わせながら10回を目安に行いましょう。
筋力あるが硬い人は、力を抜きながら行って下さい。倒し過ぎると硬くなるので注意しましょう。
柔らかさはあるが筋力がないという人は、腹筋を意識して行いましょう。
次は脚を組んで行いましょう。


体幹メニュー③:抱え込み寝返り


②で実施した体操の成果をみてみましょう。
指を組んで横に転がってそのまま起き上がれますか? これが基礎体力レベルです。

どうでしたか?
「寝返り」をスムーズに行うことは、腰周りをねじることが必要になるため、体幹トレーニングの大切な要素の1つとなります。
近年、スポーツ選手では体幹トレーニングが一般的になってきています。しかし、一般の方のトレーニングとしてはまだまだ流行ってきところという段階です。体幹トレーニングは、定着していけば健康維持増進の良いトレーニングになります。まずは、今回行なった腰周りの体操を行い、慣れてきたら徐々に強度を上げていきましょう。


~今日の一言~
「寝返り上手で毎朝元気」





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